一人暮らしに必要な住所変更の手続き
実家から離れて今回初めて一人暮らしをされるという方も多いのではないでしょうか。必要な手続きも多く不安になってしまうかもしれません。そこで、今回はそれら必要な手続きについてご説明致します。
引っ越し前に必要な手続き
- 電気・ガス・水道の申し込み
これらの開通にはある程度の日数が必要となります。少なくとも引っ越しの1週間前までにそれぞれの事業者に連絡を入れましょう。ただし、マンションなどによってはまとめて加入などもありますので、賃貸借契約の際に確認してください。
- 住民票異動の手続き(転出)
大学進学のために一時的に一人暮らしをする場合は、生活拠点は実家にあるということで、住民票の異動をしなくても構いません。それ以外の場合は、住民票を異動することになります。
転居前後で市区町村が異なる場合は、転居前の市区町村の役所に転出届を提出し転出証明書を受け取り大切に保管して下さい。この手続きは引っ越しの2週間前から可能です。
なお、転居前後で市区町村に変更がない場合は、この段階での手続きは不要です。
- インターネット回線の申し込み
回線工事などで開通まで早くとも2~3週間を要します。引っ越し日が決まったら早めに手配をすることをお勧めします。NTTのフレッツ回線では、回線契約の他プロバイダー契約が別途必要になりますので注意が必要です。
- 転送サービスの申し込み
郵便局の転送サービスを利用すれば、転居前の送り先の郵便物を新居で受けとることができます。転送が開始されるまで1週間程かかるので、良いタイミングで申し込みます。
引っ越し後に必要な手続き
- 住民票異動の手続き
転居後の市区町村の役所で住民票移動の手続きを行います。転居前後で市区町村が異なる場合は、ここで転出証明書が必要となります。
- 運転免許証の住所変更
引っ越しに関係して、本人確認のためにも運転免許証を使う機会は多々あることでしょう。最寄りの警察署に行き運転免許証の住所変更を済ませておみましょう。
- 会社や学校での住所変更
会社や学校に転居したことを連絡します。所定の転居届けの書類が用意されているものと思います。
- その他の住所変更
携帯電話契約、クレジットカード契約、銀行口座、個人契約の保険などから、各種ポイントカードやショップの会員証など、かなりの数になると思います。ネットで手続きが完結するもの、出向く必要があるもの、住民票の写しを要するものなど様々です。一覧表を作って進捗状況を確認しながら手続きを進めるとよいと思います。