ロフトとは何のことでしょうか?

 屋根裏部屋をロフトと呼びます。フランス語でグルニエと表記する場合もございます。主にワンルームの間取に多く、収納スペースとして利用が想定されています。天井の真下に位置しますので夏は暑く、冬は寒い為、寝室としての利用には向きません。また、建築基準法により1.4m以下という制限があり、お部屋の一部として使うのは厳しいと言えます。

 ただし、ロフト部分は部屋ではなく屋根裏収納に近いものなので、専有面積に含まれません。このためロフトを活用することで、物件情報に記載の専有面積よりも広くお部屋を使うことができます。

ロフト

ロフト活用術5選

①収納スペースとして活用する
 上層にあるロフトは目につきづらい空間のため、普段使わないもの場所をとるものの収納に最適です。また、生活感の出やすい荷物をロフトに収納すれば、生活スペースがスッキリとします。空いたスペースをおしゃれに演出して、インテリアを楽しむこともできるようになります。ロフトを収納スペースとする場合は、収納ケースを使用して整理し、よく使うものを手前にすると便利になります。

③室内干しスペースとして活用する
一人暮らし用の物件では、洗濯物を室内干しする場合も多いことかと思います。この場合ロフトを活用すると便利です。中には天窓付の物件もありますが、この場合は室内干しスペースにうってつけです。

②ロフトを寝室として活用する
 上述のとおり、寝室とするのはあまりお勧めすることはできませんが、寝室として使ってはいけないという事はありません。寝る場所と生活する場所を分ける事で、生活にメリハリがつきます。ただし、基本的にベッドは置けないので、マットレスや置き畳を使用するとよいと思います。

④作業スペースとして活用する
 ロフト部分の高さは物件ごとに異なりますが(ただし最大1.4m)、ロフト内で動き回ることは厳しいものの、成人の座高がおよそ0.9m程度ですので、ローテーブルや座椅子を使用して作業スペースを作ることもできる場合があります。

⑤趣味のスペースとして活用する
 前項と似ていますが、ワークスペースに加えてコレクション収納の場としても活用して、趣味のスペースとしてしまうという活用方法もあります。