同じ6帖の部屋でも
物件によって広さが違うように感じるのですが。

 法律などに畳のサイズの定めはありませんので、畳が6枚敷き詰めてあれば6畳という表現になります。マンションの場合は、部屋の広さに合わせて畳のサイズを決定することが多いようです。

 京都など関西で見られる「京間」と言われる畳のサイズを使用すると、1畳あたり 191cm×95.5cm ですので6畳で 10.94㎡ になります。しかしマンションやアパートに多い「団地サイズ」と呼ばれる畳を使用した場合1畳が 170cm×85cm ですので6畳では 8.67㎡ となり 約2㎡(およそ1畳分)の差にもなります。この他に「江戸間」と言われる畳のサイズ 175.8cm×87.9cm などもあります。

 このようなことで、上京を機にお部屋を探される方の場合は特に「実家と比べてなんか部屋がこじんまりとしているような気がする」ということが発生します。

 マンションやアパートのお部屋を検討する際には、畳の枚数ではなく資料に記載されている面積を見て広さを確認する必要があります。

京間と団地サイズの畳の違い