物件資料の「㎡数」について

㎡(平方メートル)

 Wikipediaで調べてみると、

 平方メートル(へいほうメートル、square metre)は、計量法および国際単位系 (SI) における面積の単位である。1平方メートルは、「辺の長さが一メートルの正方形の面積」と定義される[1]。
 日本では、メートルを「米」と書くことから、「平方米」を略して平米(へいべい、へーべー)と略したり発音される場合もある。

お部屋探しで、㎡数を見てみると・・・

 お部屋探しをする時、広さの基準にされる方は多い方思いますが、ちょっと待って下さい。
 ㎡が正確ならば何の問題もありませんが、同じ物件、同じ部屋でも不動産会社によって、何故か㎡が違う事が多々あります。
「え、なんで・・・」
「ありえなくない」
と云う声が聞こえてきそうですが、次の3つの図面は同じ物件同じ号室です。

画像の説明
46.20㎡

画像の説明
56.00㎡

画像の説明
55.00㎡

しかし、こんなもんです。

 賃貸物件を取り扱う場合、不動産会社が建築図面等を見れない、または貸主より詳細な資料の提供を受けていないといった事が多いです。

 このようなことですので、営業マンが自分の担当する物件の間取り図を作成し、そこから㎡数を計算する事が多いです。

※分譲マンション等は、分譲時のパンフレット等、公式な記録が残っている場合が多いのでそんな事も少ないのですが・・・

 ここで問題なのが、離職率の高い不動産業界だからなのか、忙しくてなかなか新人教育が出来ないからか、間取り図の作成が出来ない人が多いんですよね・・・私が今まで勤めていた会社にも、間取り図を作成できない人結構多かったです。私は一番最初に入社した会社で、みっちり教えて頂けました。

 自分の事は、棚に上げて言いますが、不動産業界って結構変わっておりますし、研修なしでいきなりお客様から契約取って来いって言われる事も良くあると聞きます。お部屋を探すお客様の立場から見たらたまったモノではないと思いますが、

 未だに「新人でも元気よく接客すれば、契約してくれる」とか、良く聞きます・・・
 自分自身に置き換えて考えれば、元気よく接客してくれたら嬉しいですけど、車を購入する時も、自転車を購入する時もワインを購入する時でもプロの意見を聞いてそのうえで、選びたいと思いますが・・・まぁ、この辺はお好みですね。

結論「幅を広げて探してみると、
   結構良い物件が見つかるとこもある」

 話が少々ずれてしまいましたが、㎡数に限らず間違えている情報が多いので、○○㎡以下だから絶対ダメ!とバッサリ切り捨てないで、実際にご内覧をすると思ってたより広いなんて、良くある話なので、幅を広げて探してみると、結構良い物件が見つかったりもしますので、宜しければ参考にして下さい。