退去の手続きについて

退去連絡

 引越しをすると決まった時に賃貸物件に住んでいる場合は、退去の手続きをして契約を終了させなければなりません。しかし、いつどのように連絡をすればよいかがわからないという方もいるのではないでしょうか。
 まず退去連絡の時期についてですが、これは賃貸借契約書に記載されています。実際のところは退去日の1ヶ月前までに連絡が必要であると設定した物件が多いようです。契約内容になりますので、賃貸借契約書をご確認ください。
 連絡方法ですが、まずは管理会社に電話連絡することになります。①氏名②建物名・部屋番号③退去希望日をお伝えください。

解約通知書の提出

 その後管理会社より「解約通知書」の書面が届きますので、これに記入し管理会社に提出してください。書面が管理会社に届いた時点で正式な解約申し込みの確定となります。もし急ぐ必要がある場合は、予め電話で相談の上でメールやFAXを併用するようにしていただくとよいかと思います。
 なお、解約通知書の送達が決められた期限に間に合わない場合は、余分な家賃が発生してしまう場合がありますので、気を付けるようにしてください。

退去立会

 退去立会いとは、ご契約者本人(または代理の親族)と管理会社(または代理の専門会社)の双方で、退去後の室内の状況を点検し、原状回復に関する内容を確認するものです。
立会い時には、ご入居時にお渡ししたカギ(複製している場合は複製したものを含む)と印鑑をご持参ください。

退去立会いまでにお済ませください

  • 荷物はすべて搬出した状態にしてください。
  • ご入居後に設置された物品等は取り外し、原状回復してください。
  • 退去時に出たゴミや廃棄物はすべて処分してください。残っていた場合は処分費用が発生します。
  • 公共料金等の精算、郵便物の転送手続きもお忘れなく。
  • インターネットを個人でご契約の場合、解約手続きおよび回線の撤去をお願いします。

敷金の精算について(敷金をお預かりしている場合)

 退去立会いで確認された内容に基づき、必要に応じて原状回復費用をご負担いただきます。原状回復費用の負担区分につきましては、賃貸借契約書の原状回復条項をご覧ください。
 敷金から原状回復費用および賃料等の精算後、残額をご返金いたします。返金口座をお伺いしますので、退去立会時に口座が分かるものをご準備ください。なお、不足分が生じた場合は追加でお支払いいただきます。